学習の準備


反復演習に必要なツールと環境

オンラインジャッジシステムを用いたプログラミングの反復演習は、 いくつかのプロセスからなります。 これらのプロセスには、以下のようにツールや環境が必要になります。

問題を読解し、解法が固まったらコーディングを行います。プログラムが完成したらコンパイルし、入力例などを使いテストします。動作を確認した後は、より厳格なデータで検証するために、オンラインジャッジシステムで採点を行うことができます。コンパイル・テスト・採点の過程で問題がある場合は、デバッグを行います。正解が得られたら、次の問題にチャレンジし反復演習を行います。これらの活動を行うためには、以下のようなツールが必要になります。

  • オンラインジャッジ: 問題セットを提供し提出コードに対する厳格な採点を行うサービスです。
  • エディタ: プログラムのコードを書くソフトウェアです。
  • コンパイラ: プログラムを実行ファイルに変換(コンパイル)するソフトウェアです。
  • 実行環境: プログラムを実行する環境です。
  • 統合開発環境: エディタ・コンパイラ・実行環境等が統合されたツールです。PCにインストールするアプリケーションやブラウザからオンラインで利用できるサービスがあります。
  • オンラインジャッジシステム補助ツール: オンラインジャッジシステムと連携する開発環境やサービスです。

このページでは、初心者の方向けに、より手軽な方法からツールを紹介します。

  1. オンラインジャッジ補助ツールを利用する
  2. オンラインジャッジ + 統合開発環境を利用する
  3. オンラインジャッジ + エディタ・コンパイラ・実行環境を構築する (上級者向け)

補助ツールを使う

Aizu Online Judge (AOJ) の問題・ジャッジと連携する補助ツールCoding Editor(β版)をご利用いただけます。AOJのアカウントを用いて、問題の検索・閲覧、コーディング、テスト、採点をブラウザから行うことができます。詳しくはドキュメント をご覧ください。

統合開発環境を利用する

手軽にプログラミングを学びたい方へは、上で紹介したCoding Editorやプログラミング学習向けのオンラインの統合開発環境をお勧めします。一方、本格的なソフトウェア開発を目指している方は、より高機能な、インストールするタイプの統合開発環境をお勧めします。ここでは、様々な統合開発環境の中から以下の2つをお勧めします。